会社辞めたい。→辞めた。既婚30代ローン有り、子持ちの場合

辞めるには危険な時期。30代既婚、住宅ローン有り、子持ちの状態でサラリーマンを辞めるまでの道のり。

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ギックリ腰で立てないとか甘え!とか思っている人に読ませるためのページ

      2018/08/24

たかが腰痛くらいで立てない、会社を休むなんて完全に甘えでしょう。そう思っていた次期が私にもありました。

私の知るギックリ腰の全て

体験していない事に関して理解を示せないのは仕方のないことでしょう。ギックリ腰で会社を休むのは甘え!と言っている人、思っていそうな人が居た場合はそっとこのページを読んでもらえるように誘導してください。

ギックリ腰の程度は十人十色。

ギックリ腰=急性腰痛症といいますが読む限り・・・そして響きも大したことがなさそうな名前です。単純に腰がけっこう痛いんでしょう?私はそんなふうに思っていました。

しかしながら同じギックリ腰でも症状は十人十色です。というのも私自身3回もギックリ腰=急性腰痛症になりましたが、その症状はまちまちでした。

ギックリ腰の正体は腰椎、仙骨、腸骨を支える靭帯、筋肉(筋膜)郡の炎症や損傷で急性のものを指します。腰痛全体で見ると圧迫骨折や椎間板ヘルニアなど多岐にわたりますのでこれは除外します。

ギックリ腰は本当に立てなくなるのか?

診断は曖昧なので、例え立てないほどではない腰痛であっても急に腰痛が出て運動や行動に障害が出る症状であれば「急性腰痛症」の診断は下ります。

ですから自分はギックリ腰になったけど立てないほどではなかったという人もいるはずです。

ただ単に腰を痛めただけとも言いますが、結局の所どの程度腰を痛めたかの違いです。

なので軽度のギックリ腰になったことのある人の前例を元に「ギックリ腰になっても会社を休むほどではなかった」という判断をされても困るわけです。

実際中度以上のギックリ腰の場合は本当に立てません。自分の意志とは無関係に全く力を入れることが出来ず動けずに床に倒れ伏すことになります。

クシャミや咳で悪化するほど繊細

腰に異常がないときには気にすることなく出来る咳やクシャミは大敵です。特にクシャミ。

これをきっかけにギックリ腰になる事があるくらいです。私はギックリ腰にならなければクシャミがこんなに腰に負担をかけているんだということを生涯を終えるまで知らなかったでしょう(知りたくなかった)。

ちなみに痛みを学習したあとはクシャミが出そうになっても痛みの恐怖からの防衛反応なのかクシャミが途中で自動的に止まります。それくらいの激痛と恐怖を味わいます。

いや、それでも甘えでしょうという人のために

これを読んでいる貴方は足や手が攣った事があるでしょうか?攣った状態で自由自在に動くことが出来る人なら中度以上のギックリ腰でも動くことが出来ると思います。

ただし常時攣った状態で動き続ける強靭な意思が必要です。

足が攣ってしまって溺死事故が発生することがありますが、足が攣った状態では自分の命がかかっていても自由に動かすことが出来ないという良い証明になっている気がします。

軽度ギックリ腰

2度めのギックリ腰が軽度でした。重いものを持った時に「ピキッ」と痛みが走り、倒れはしませんでしたが鈍痛と違和感が続く感じに。

ギックリ腰はぶっ倒れるくらい酷いと右左を感じないこともありますが、たいてい左右どちらかの筋肉群が原因です。

倒れない程度に痛めて炎症を起こすと上体が捻れたような姿勢になります。これはどちらかの筋肉が収縮して固まるためで、腹筋にも不自然に力がはいるような感じになります。

診断的にはギックリ腰になる場合が多いですが、この程度のギックリ腰プレイヤーにギックリ腰をディスられるのが一番困ります。

曰く「私は(俺は)根性で仕事した。」

重度のギックリ腰になってから宣ってほしいです。

以上の症状を軽度ギックリ腰としておりますが、私自身はこの程度の症状をギックリ腰と認めていません(笑

中度ギックリ腰

最初にギックリ腰になったときは思い返せば中程度のギックリ腰でした。

なにか重いものを持ったわけではありませんでしたが、体制を変えた瞬間に腰に激痛が走り動けなくなり、まるで平地で下り階段を降りるようなパントマイムさながら倒れました。

このときは数時間安静にして恐る恐る立つと、かなり腰が痛かったものの当日中に立つことはでき、病院に行くとギックリ腰と診断を受けました。

この瞬間初めて、今までギックリ腰の人に対して心の中で甘えてるとか思っていたことを謝りました。土下座したい気分でした。

なった瞬間は控えめに言って腰の骨折れた・・・終わったわ俺・・・。とか思っていました。恥ずかしいです。

翌日にはコルセットをしながら事務ワークに復帰でき、腰に気をつけるようになりました。2週間位は違和感があり、顔を洗うときにはガニ股で腰を落としていました。

余談ですが腰を痛めると膝を曲げずに礼の姿勢で激痛が走るので、自然と膝を曲げて腰を落とす動きになります。これで膝を痛める人もいるようです。

重度ギックリ腰

3度目は運動中に発生しましたが、軽度のときと最初は同じ症状であったため安静にしていれば軽減すると高を括っていました。

入念にストレッチをしてマッサージをしてお風呂で温まったりました、それでも痛むのでゆっくり休もうと思い横になりました。

数時間後食事を取ろうと思って立ち上がろうと思いましたが、激痛が走り立てません。一番最初にギックリ腰になったときは数時間安静にして立つくらいは出来たのに、ありえないほどの激痛で全く立てません。

何がここまで症状を悪化させたのかは後に判明しますが、自力で歩行が可能になるまで5日間かかりました。

このようにギックリ腰は私個人が体験したギックリ腰でもかなり差が出ていることから、一概にギックリ腰だから・・・という判断はできません。

筋膜断裂や靭帯損傷が絡むものだと1週間立てないということもあるかもしれません。

重度ギックリ腰と尊厳の問題

立てないということは、もちろんまともな方法ではトイレにも行けません。幸いその日は「大」をせずに済んだのですが、小は我慢できません。

最低限の尊厳は守りたい。これでもこの時二児の父だったのです。私は考えました。仕事でもこんなに悩んだことはなかったかもしれません。

トイレへの移動編

そこで嫁に体が乗るくらいのダンボールを用意してもらいました。

絨毯の部分は滑りが悪く苦戦したもののフローリングの床ではそこそこの抵抗でダンボールの上に寝た私を風呂場まで引きずってもらいました。

そこで開放してほしい旨を告げて寝たまま風呂場に寝たまま転がり込んで用を足しました。この上ない屈辱感で家族にも迷惑をかけましたが初日はこれでやり過ごしました。

しかし翌日の「大」の問題もあります。腰以外は元気で、ずっと横になっていたので夜も眠れぬまま朝を迎えました。

用を足すための姿勢編

重度のギックリ腰でとりあえず最低限の尊厳を守るためにはまず、少し無理してでもトイレには自分で行くという結果にたどり着き、とりあえず昨日と同じくダンボールのソリに乗ってトイレ前まで運んでもらいます。

この移動型嫁動力のソリは翌日に使わなくなったシーツに改良されますが、それはまた別の物語。

とりあえず試行錯誤した結果、多少痛みを伴いながら手すりを使って上体を起こし、上体が起きたら両膝を手の力で支えつつ立ち上がることによって最小限の痛みで立つ?ことが出来ました。

このポーズです。

全力疾走したスポーツ選手がよくこの姿勢になりますが、人間の本能を表現した体勢だったんですね。人間の神秘を感じずには居られませんでした。

この姿勢に至るまでには多少の傷みは伴いますが、姿勢のキープをしている間はほとんど痛みを感じません。そのかわり上体の全体重を両手から両膝に預ける感じです。

しかしこの状態ではズボンが脱げません。もう一度寝転がることになります。

リベンジ編

嫁を呼んで廊下に人が立ち入らないように規制線を引いてもらいます。

廊下で寝た状態から脱ぎます→先程の立った状態に移行します→無様ながら用を足すことに成功。

おしりが上手く拭けないとか、無粋なことは考えてはいけません。些細なことですそんなことは。

これだけ書いても、なった人にしか分からない痛み

もちろん重度のギックリ腰になったときは病院に行きました。

当日は本当に動けなかったので翌日に例の立ち方で立ったあとに「足首から先を交互に動かして横移動を繰り返す」というダンステクニックのような動きをしながら(ふざけてません)、時間をかけて車の後部座席に転がり込みました。

病院について嫁が動けないことを受付に伝えると車椅子で移動することになりましたが、病院の人でも理解できないんだな・・・と思いました。

おしりが上手く拭けない件から解るとは思いますが、実はまともに座れないんです。

ヘルニアの人なんかは車椅子のイメージがありますが、ギックリ腰は座った姿勢でも激痛です。なので内勤でも寝ながら出来る仕事以外は無理です。

脇を抱えられて車椅子に乗せられらて悶絶しながら待合まで移動させられましたが、到底耐えられるものではなく待合室で倒れ込みました。多分必要だったのは担架です。

病院でもそこまでの理解は得られないのか、私の症状がよほど重症だったのか。

悪化した原因と後にわかった状態

私のギックリ腰がこれほどまでに悪化した原因は実は私自身の行動にありました。自業自得です。

ストレッチで悪化

ギックリ腰が起きた状態は炎症、または筋繊維の損傷や断裂の可能性があり、かばうために周囲の筋肉が収縮して姿勢に歪みが出たりします。

体の防衛反応に対してストレッチして無理やり伸ばした私の行動は傷に粗塩を塗り込むがごとく悪化させる行為だったのです。

マッサージで悪化

ストレッチと同じですが打撲したり骨折した直後にマッサージする人はいませんよね。道理でマッサージやストレッチの時に痛むはずです。

周囲の筋肉だけならば問題なかったかもしれませんが広範囲を入念にマッサージしてしまいました。

入浴による加温で炎症を促進した

炎症が起きた直後は冷やすのが基本だそうです。温めるのは炎症が収まって治癒に向かっている途中に血行を促進させ内部組織の修復を促すようです。

私がの入浴行為は炎症の促進です。

以上のようなトリプルパンチによって私はそこまで酷くないギックリ腰だったかもしれない症状を重症化させてしまい5日間も立てなくなりました。

5日目に出社はしましたが内勤の仕事ができるくらいに動けるようになったのは1週間、その後2ヶ月程度は鈍痛と違和感が残りコルセット生活でした。

治療中に判明した筋肉の状態

どこをどう判断したのか不明ですが、通院中の経過観察で筋膜の一部が断裂した可能性があるということを言われました。

整形外科の先生だったのですが、症状、レントゲン、CTとかでそんなことまで分かるのでしょうか?結局の所、診断名「急性腰痛症」には変わりないのです。

ギックリ腰で休むのは甘え!と思っている人に読んでほしいまとめ

  1. ギックリ腰には症状にかなりの幅がある
  2. 中度以上は本当に立てなくなる
  3. 重症化した場合トイレなど人間の尊厳に関わる
  4. 座るのも激痛。車椅子移動不可
  5. 筋肉が断裂しようとギックリ腰で片付けられる場合もある
  6. 甘えじゃないです。

 

 

 

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